近隣家屋調査対象
になられた方へ
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- 近隣家屋調査対象になられた方へ
お住まい(またはご所有)の建物の側で工事が実施されることになりました。
工事会社としては、近隣の皆様に十分配慮して工事を進めますが、万一お住まいの建物に影響が出た場合に備えて、家屋調査にご協力をお願いしたいと思います。その調査会社として、弊社アーク・ワンに依頼がありましたので、ご案内させていただきます。
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家屋調査とは?工事では、大きな振動や、場合によっては地盤沈下が発生することがあります。昨今ではそういった事が無いよう建設機械や工法が改良されていますが、万一隣接する建物に被害が出た場合に備え、工事前にご所有の建物の損傷状況を計測・撮影し、竣工後、万が一工事の影響が疑われる損傷が発見された場合に、工事前の状況と比較できるようにすることが家屋調査の目的です。アーク・ワンでは、工事による影響を判断するために必要な測定と撮影を行い、トラブルを未然に防ぐ為に、近隣家屋調査へのご協力をお願いしております。
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家屋調査が必要なほど大規模な工事なのでしょうか?一概にはいえませんが、最近では工事の規模に関係なく、近隣との関係を円滑に保つ為、家屋調査を行うことが増えてきています。
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どんな調査をするのでしょうか?主に損傷の撮影と傾斜測定を行います。損傷調査では、建物内外部の亀裂や隙間、建具の建付の状況、その他損傷の状況を写真撮影にて記録します。数値が測れる場合はスケールを当てて撮影します。傾斜測定では、柱や枠の傾きを傾斜計を使って測定します。工事の内容によっては建物の高さの測定を行います。
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所要時間はどれくらいですか?立ち合いは必要ですか?一般的な住宅で、内部調査の場合1時間程度、外部調査も合わせると1時間半程度(当社仕様)のお時間をいただきます。外部のみ調査の場合で門扉など施錠された箇所が無い場合の立ち合いは任意です(調査員の敷地への立ち入りはあります)。
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調査には必ず応じなければなりませんか?強制ではありませんが、調査を辞退された場合、工事後に気になる損傷が見つかった際に、工事による影響の判断が難しくなります。
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屋根裏や床下は見ないのですか?調査項目は、国土交通省が定めた内容に準じる形で行っており、必ずしも屋根裏や床下を調査しなくても工事の影響を判断するためのデータは収集できます。
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屋根に上って調査しないのですか?屋根の上は調査員が上ることで破損する場合もありますので、敷地内外や隣接建物から見える範囲内で撮影を行います。
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建物が傷んだ場合、補修してもらえるのでしょうか?補修は工事会社との話し合いになります。調査の客観性を保つため、調査会社が補修の必要性を判断することはありません。
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調査内容に信ぴょう性、客観性はあるのでしょうか?家屋調査の調査内容は国土交通省が定めており、地方自治体や民間工事の場合もその内容に基づき工事の規模に合わせて実施します。撮影した写真は封をし、公証役場で確定日付を取得するので、調査後に内容を差し替えたり改ざんすることはできない仕組みになっています。
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プライバシーが気になります。撮影した写真や頂いた個人情報は調査目的以外で使用することはありません。詳しい方針については、調査時にご記入をお願いしている調査承諾書に明記しています。
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調査にお金はかかるのでしょうか?工事業者が負担するのが一般的です。
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コロナ対策が気になります。調査の際に、弊社のコロナ対策について明記した資料をご覧いただいております。
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工事が終わった後も調査するのですか?着工前の段階では、事後調査を行うことが決まっている場合と、そうでない場合があります。事後調査を行うかどうかは工事の内容や影響の状況を考慮し、工事会社が適切に判断します。工事の影響が無く、近隣の方々からも申し出が無い場合、事後調査を省略する場合もあります。
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アーク・ワンはどんな会社でしょうか?弊社は京都市にある家屋調査専門の会社で、創業21年、年間600現場の実績がある会社です。おかげさまで、工事会社からも近隣の方々からも、「次の調査もアーク・ワンにお願いしたい」という声をいただくようになってきております。詳しくは弊社コーポレートサイトをご覧ください。