その他調査
騒音・振動測定
建設工事に伴う騒音・振動測定
特定建設作業に伴う騒音・振動調査
(JIS-Z-8731)(JIS-Z-8735)
作業内容に沿って指定された測定ポイントの計測を実施し
作業騒音・振動レベルが騒音・振動規制法に適合しているかを調査します。
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騒音測定
(85dB以下)- 90%レンジの上端の値(L5)
- 最大値の平均点
- 変動の少ない場合は指示値
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振動測定
(75dB以下)- 80%レンジの上端の値(L10)
- 最大値の平均点
- 変動の少ない場合は指示値
各種特殊調査(周波数分析)
共同住宅等の界壁遮音性能調査
(JIS-A-1417)
建物内の隣接する2室間において任意に雑音発生器により雑音を発生し、
受音室における音圧レベル差を求めたうえ界壁の遮音性能を調査します。
受音室における音圧レベル差を求めたうえ界壁の遮音性能を調査します。
建物外部騒音に伴う
外周壁遮音性能調査
建物外部から任意に雑音発生器により雑音を発生し、外部に面した壁及び窓(外周壁)の
空気伝搬音の発生音圧レベルを測定し、その音圧レベル差を求め外周壁の遮音性能を調査します。
空気伝搬音の発生音圧レベルを測定し、その音圧レベル差を求め外周壁の遮音性能を調査します。
建物内部における室内床衝撃音調査
(JIS-A-1418)
建建物内の上下2室間において軽量床衝撃音及び重量床衝撃音を発生し
下階の受音室における音圧レベル値を測定し床の遮音性能を調査します。
下階の受音室における音圧レベル値を測定し床の遮音性能を調査します。
室内化学物質測定
厚生労働省、国土交通省等の関係省庁が協力して「原因分析」「基準設定」「防止対策」
等のシックハウス総合対策を行っています。
厚生労働省は、ホルムアルデヒド、トルエン、パラジクロロベンゼン、クロルピリホス、
フタル酸ジn-ブチル等13物質の室内濃度指針値を設定しています。これらの濃度測定を
厚生労働省、国土交通省、文部科学省等で定めている測定要領に従い、分析を行います。
測定方法
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アクティブ法(吸引方式)
室内を30分換気したあと5時間以上密閉したうえ吸引ポンプにて毎分1リットルのストロークにて30分吸引を行いサンプルの捕集を行う。
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パッシブ法(拡散方式)
室内を30分換気したあと5時間以上密閉したうえパッシブ型採取機器を用いて8時間又は24時間の拡散を行いサンプルの捕集を行う。
厚生労働省
シックハウス(室内空気汚染)
問題に関する検討会による
指針値(平成31年)
- ホルムアルデヒド及び揮発性有機化合物
- * ホルムアルデヒド ・・・
0.08ppm(100μg) 以下であること。 - * トルエン ・・・
0.07ppm(260μg) 以下であること。 - * キシレン ・・・
0.05ppm(200μg) 以下であること。 - * パラジクロロベンゼン ・・・
0.04ppm(240μg) 以下であること。 - * エチルベンゼン ・・・
0.88ppm(3800μg)以下であること。 - * スチレン ・・・
0.05ppm(220μg) 以下であること。
シックハウスの主な要因
水質調査
工事によって地下水の水質や湧出量に影響が出た場合に備えて、
井戸水の調査を行います。
交通量調査
工事車両の通行によって周辺道路の往来がどの程度影響を受けるか等
判断する為の交通量調査を行います。